新たに車を購入する際や引越しをして住所が変更になった際には車庫証明の取得が必要となります。
車庫証明の申請手続きは自分で行うことができます。
自己所有の駐車場で車庫証明を申請する際には必要書類は自分で準備できますが、駐車場を借りている場合には保管場所使用承諾証明書の取得が必要となります。
車庫証明とは
車を所有する際には車の保管場所を確保し、登録する必要があります。
その登録に必要なものが車庫証明です。正式名称は自動車保管場所証明書ですが、一般的に車庫証明や車庫証明書などと言われます。
車庫証明の申請に必要な書類
車庫証明の申請には以下の書類が必要です。
- 自動車保管場所証明申請書
- 保管場所標章交付申請書
- 保管場所の所在図・配置図
- 保管場所の使用権原を疎明する書類
- 使用の本拠の位置が確認できるもの
【保管場所の使用権原を疎明する書類】は自己所有か借りているかで提出書類が異なる
【保管場所の使用権原を疎明する書類】とは車を保管する予定の場所を使用する権利を有していることを証明する書類です。
保管場所申請予定の駐車場が自己所有か借りているかで提出書類が違います。
自己所有の場合は【保管場所使用権原疎明書面（自認書）】
自己所有の土地（一戸建ての敷地内駐車場など）が自らの所有であることを証明するために提出します。
借りている場合は【保管場所使用承諾証明書】
賃貸住宅にお住まいの方や月極駐車場を借りている方、分譲マンションを購入しても駐車場は賃貸形式の方は保管場所使用承諾証明書の取得が必要です。
保管場所使用承諾証明書の発行依頼先
保管場所使用承諾証明書には貸主もしくは管理者の署名捺印が必要です。賃貸住宅であれば家主もしくは管理会社、分譲マンションで賃貸形式の駐車場の場合にはマンションの管理組合に発行を依頼します。
保管場所使用承諾証明書の発行には手数料が必要なことも
発行の際に手数料が数千円発生することがあります。
申請をする際には事前に発行が有料か確認をしましょう。
賃貸借契約書で代用可能な場合も
保管場所使用承諾証明書を賃貸借契約書で代用も可能です。
賃貸借契約書で代用する場合には保管場所使用承諾証明書の発行手数料を節約できます。
管轄の警察署によっては代用を認めていないとこともありますので事前に確認をしましょう。
