この本と出会った時、仕事がまったくうまくいっていませんでした。
ある程度不動産業に慣れた頃部署異動先で新しい仕事に挑戦している中、非常に苦手な上司がいました。
仕事の要領もわからないし、上司には詰められる。
そんな日々の中で出会った本がこの【「原因」と「結果」の法則】でした。
この本に書いてある三例
①悲しいまでに貧しい男
彼は自分のあらゆる環境が改善されることを願っています。
しかし彼は報酬の少なさを理由に仕事をサボり、雇い主を騙しています。
それによりより深刻な貧困を自分自身に引き寄せています。
②暴飲暴食をする裕福な男
彼は健康を取り戻すことにはとても意欲的ですが、自分の欲望は何一つ犠牲にしようとしません。
食欲を満たしたいと願う一方で健康を手にしたいと願っています。
③自分自身の繁栄を願う経営者
ここに自分自身の繁栄を願い、従業員に払うべき賃金を不当に削っている経営者がいます。
自分が会社の責任者であるにもかかわらず、不調の原因をすべて環境や従業員のせいにしています。
以前紹介した【7つの習慣】を読んでいたので影響の輪について理解しているつもりでした。
他社は変えられないが、自分は変えられる。
その意識で仕事をしているつもりでした。
しかしこの本を読んで真に自分が望む結果のために自分自身が努力していないことに気がつきました。
仕事では成果を上げ上司に嫌味を言われないことを望みながら求める成果を得るための行動ができてきませんでした。
自分自身が先にあげた三例の登場人物になっていたことに気付いたのです。
この本を読んだときにいまの環境にあるのは当然だと心に響きました。
非常に読みやすいにもかかわらず核心的なことが書いてあります。
ぜひ読んでみてください。